2025.05.27
戸建てとマンション、どっちがいい?|暮らしやすさで選ぶなら?
マイホーム購入の際、「戸建てか、マンションか」で迷われる方は非常に多いです。それぞれに異なる魅力がある一方で、実際の生活を想像したときに「本当に自分たちに合う住まいとは何か?」を見極めることが大切です。
今回は、マンションと戸建て住宅の違いを比較しながら、特に実際の暮らしに直結する「駐車場の利便性」や「庭のある暮らしの豊かさ」について詳しくご紹介していきます。
マンションと戸建て、それぞれの特徴と違いとは?
まずは、一般的な違いを比較表で整理してみましょう。(表は横にスクロールできます)
項目 | マンション | 一戸建て |
---|---|---|
土地の所有 | 建物の一部+土地の共有持分 | 建物+土地を全て所有 |
専有・建物面積 | 専有面積60~70㎡が多い、物価高騰により小さくなる傾向 | 建物面積100㎡前後が多い、収納量も確保 |
維持管理 | 管理会社が対応(管理費・修繕積立金あり) | 自己管理が基本(自由度は高い) |
防犯性 | オートロックなど共用の防犯設備 | 個別の防犯対策が必要 |
騒音 | 上下階・隣戸への配慮が必要 | 音のストレスは比較的少ない |
駐車場 | 別途契約・機械式も多い | 敷地内に確保できるケースが多い |
ペット飼育 | 管理規約による制限あり | 原則自由 |
● マンションの魅力
マンションの利点は、やはり利便性と管理のラクさ。駅近物件が多く、セキュリティも整っているため、忙しい共働き世帯や単身層には根強い人気があります。定期的な清掃や修繕は管理会社に任せられるため、手間がかからず「暮らすこと」に集中しやすいのもポイントです。
● 一戸建ての魅力
一方で、一戸建ては空間の広さや自由度を重視したい方にとっては非常に魅力的な選択肢です。上下階の音を気にせず暮らせる、駐車場や庭を自分のスタイルで使える、将来的にリフォームや建て替えも自由——といった点がポイントになります。
ライフスタイルで選ぶなら?こんな人には戸建てがおすすめ
☑ 家族でBBQや家庭菜園など、暮らしを楽しみたい
☑ ペットを飼っているorこれからお迎えしたい
☑ 騒音に気を使わず、プライバシーを大切にしたい
☑ 車を2台以上持っていて、敷地内に確保したい
これらに当てはまる方には、マンションよりも戸建ての方がフィットする可能性が高いです。では、具体的にマンションと戸建てでの暮らしにはどんな違いがあるのでしょうか?
マンションと戸建て、暮らしやすさの違いはここにある
1. 駐車場の使い勝手は、住まい選びの「盲点」
マンションにも平面式や機械式などの駐車場がありますが、実際に暮らしてみると次のような悩みの声をよく耳にします。
■ 機械式駐車場の不便さ
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・車の出し入れに時間がかかる
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・通勤・通学時間帯は混雑することも
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・車高や車種によっては利用不可な場合も
■ 平面駐車場でも意外と大変なこと
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・駐車場が建物から離れている場合が多い
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・雨の日は傘を差しながらの移動が不便
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・重い荷物や子どもを連れての移動が大変
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・駐車スペースが抽選・契約順で選べず、遠くなる可能性も
一方で戸建て住宅の場合は、自宅の敷地内に駐車スペースが確保されているため、ドアtoドアで移動が完結。車の乗り降りや荷物の積み下ろしが非常にスムーズです。
2. 庭のある暮らしで、日常がちょっと特別に
戸建て最大の魅力の一つが「庭」。この庭という空間があるだけで、家にいながら楽しめることの幅がぐんと広がります。
例えば──
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・週末にお庭でバーベキュー。炭火で焼いたお肉を囲んで家族団らん
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・夏場はビニールプールや水遊びで、子どもが大はしゃぎ
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・春には家庭菜園で野菜づくり。花を植えて四季を楽しむガーデニング
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・愛犬のためにミニドッグランを設置して、毎日が運動タイム
マンションでは、こうした楽しみ方はなかなか難しいのが現実。共用スペースの制約があるうえ、隣戸との距離も近いため、音やにおい、ペットの動きなどが周囲への気遣いの対象になってしまうからです。
3. ペットとの暮らしも戸建てならもっと自由に
最近では「ペット可」のマンションも増えていますが、以下のような“見えない制限”があることも事実です。
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・犬や猫の頭数制限がある
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・体重や種類による制限がある
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・共用部(エレベーターや廊下)での抱っこ・ケージ必須
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・鳴き声や足音による近隣トラブルの懸念
ペットも大切な家族の一員だからこそ、もっとのびのびと暮らせる環境を用意してあげたいという方には、戸建て住宅がおすすめです。
4. マンションの専有面積は縮小傾向。戸建なら広さも収納もたっぷり
最近、建築コストや物価の高騰を受けて、マンションの専有面積が小さくなってきている傾向があります。特に都市部の新築分譲マンションでは、3LDKでも60〜70㎡台が主流となりつつあります。
この広さで家族4人が暮らすとなると、
- ・子ども部屋が十分に確保できない
- ・収納スペースが足りない
- ・在宅ワークや趣味のスペースが取れない
といった悩みが出てくることもしばしば。
それに対して戸建て住宅は、建物面積が100㎡前後の物件が多く、各部屋の広さもゆったり。
- ・ファミリークローゼットやシューズクロークで片付けが楽に
- ・廊下や階段下にも収納を確保して無駄なく利用
「広さをあきらめない」選択肢が戸建てにはあります。
戸建ての懸念点は?
もちろん、戸建てにも気を付けるべきポイントはあります。
-
・メンテナンスが自己責任になる
外壁や屋根、排水設備などの点検・修繕を自分で計画し、費用を用意する必要があります。
→アフターサービスが充実している会社を選ぶようにしましょう。 -
・防犯面では自衛が必要
マンションと違ってオートロックなどの共用セキュリティがない分、防犯対策は自身で行う必要があります。
「川西市東多田3丁目 新築戸建て」のおすすめポイント
■ 利便性と自然のバランスがとれた好立地
能勢電鉄「多田」駅から徒歩圏内で、通勤・通学にも便利な立地。周辺には公園や緑も多く、自然とのふれあいが日常にあります。子育て世代にもうれしい環境です。
■ ゆとりある敷地設計
全区画が敷地面積50坪超。駐車2台に加え、庭スペースも確保された設計で、家族構成の変化にも対応可能です。
■ 省エネで快適な住まい
高断熱・高気密の住宅性能で、長期優良住宅の認定を受けています。一年を通して快適に、光熱費も抑えられる住まいを実現しています。
まとめ:戸建ては、家族もペットも「のびのび暮らせる家」
マンションには共有の便利さや防犯面での安心感がある一方で、「自由な暮らし」「自分たちのペース」「ペットとのびのび暮らせる空間」という視点では、戸建て住宅が圧倒的に有利です。
「雨の日に駐車場までの移動がつらい」「バーベキューや庭遊びを気兼ねなくしたい」「ペットも家族の一員として自由に育てたい」──そんな方には、ぜひ一度、戸建てという選択肢を検討してみていただきたいです。
田中住建では、実際の暮らしをイメージしていただけるようモデルハウスをご用意しています。ご興味のある方はお気軽にお問合せください。